2022/07/13~14 米国CPI発表から139円越えのドル円トレード

FX(為替)

今回は2022/07/13の米国消費者物価指数(CPI)発表後からドル円(USDJPY)が138円越え、そして一気に139円まで超えてしまった時のトレード。
米国CPIでは5万円勝てたのに、その後のドル円の138~139円越えのトレードでは5万円負けて、プラマイゼロになってしまうクソ悔しいトレードだった。
なんでそんなアホなトレードになってしまったかを反省してみる。それにしても悔し過ぎるよ…。

いつものようにGMOクリック証券FXトレードで、チャート分析はTrading View。

2022/07/13 米国消費者物価指数(CPI)発表時の1分足トレード

2022/07/13 21:30に米国消費者物価指数(CPI)の発表があった。
これはTwitterの情報で、ホワイトハウスから事前に「高い数値が出るよ」とのアナウンスがあった。
少し半信半疑でもあったが、ホワイトハウスから出た情報なら信頼性高いだろうと踏んで、発表前にロングエントリーしてみた。
そうしたら、見事当たった。
前月比予想1.1%に対して、1.3%という悪い数値。
そして、前年比予想8.8%に対して、9.1%という悪い数値だった。
つまり、インフレがピークに達していないので、FRBの利上げがさらに進むだろうという懸念からドル円が上昇したのだろう。
下図の様に、1回目の上昇後、トライアングル(三角持ち合い)になって、再び上昇し、その後の急降下でショートを狙えたので、大きな利益になり、合計プラス5万円になった。
これは事前アナウンスを信じたから勝てたのであって、事前アナウンスが無かったら半分しか勝てなかっただろう。

CPI発表以後のドル円(USDJPY) 138~139円越えトレードで、逆張りして大負け

CPI発表時は勝てたが、その後のドル円上昇では何と大負けしてしまったのだ。
ほんとにアホみたいなトレードだった。

まず1時間足チャートで振り返ると、以前の記事で報告した流れで、下図ように紫色の斜め線を割った時から大幅下落を狙ってずっと待っていたが、トライアングルになってしまい、雇用統計で上抜けした。
そして、下図の様な青色チャネルラインが引けたので、ダイアゴナル5波動完成したと思い、さすがに天井だろうと思った。
ドル円の急落を予想していたが、全然違って、逆に139円を超える上昇となってしまった。

青色チャネルラインの上抜けを15分足でズームしてみると、下図の様に07/13のCPI発表を切っ掛けに更に上昇していることがわかる。
青いチャネルラインにタッチしたら、一方的に下落相場だと思ったらとんでもなかった。
考えてみれば、雇用統計後も一旦全戻しするも、その後は上抜けたし、CPIが悪い数値だったことからも、その後のドル円は上昇トレンドになるということだったのだろう。

1分足チャートで見てみると、CPI後はほぼ全戻ししたが、ジリジリと上昇し、東京市場開始後に138円を超えた。
ここで、黄色いチャネルラインにタッチした後、急落したので、さすがに天井だろうと思いショートした。
しかし、何故かリバウンドし、トライアングルになって、さらに上抜けることになり、損切りする羽目になった。
その後も、下図の様に黄色いチャネルラインにタッチしたので、今度こそ本物の天井だと思って全力ショートしたが、何とさらに上昇してしまった。
138円の大台を抜けたばかりなので、さすがに139円は抜けないだろう、タッチしたとしても急落して戻って来るだろうと思っていた。
しかし、その考えは甘々で、何と139円も優に超えて損切りする羽目になった。
CPIで稼いだ5万円はこの損切りで全て無くなってしまった。
ほんとにアホみたいなトレードだった。

改めて、下図の様に緑色のチャネルラインを引き直してみると、上昇トレンドは139円越えまで達することがわかった。
だけど、これは後になって分かったことで、当時はそこまで押し目も無しに上昇するなんてとても考えられなかった。
チャネルラインを引いて、5波動を数え終わり、さらに上をタッチしてきたら更に上のトレンドが発生することを肝に銘じておきたい。
ただし、急落することも過去にはあったので、今回は見極めが難しかった。
唯一、判断できたとすれば、雇用統計の結果とCPIの結果で市場はドル円上昇を選ぶと想像できたかどうかだろう。

まとめ

米国消費者物価指数(CPI)の数値は予想以上に大きな影響を与えることがわかった。
発表当時は上昇後、全戻ししても、その後は更に上値を大幅に上回るトレンドが形成されることがわかった。
日銀の金融緩和継続もあるし、ユーロドルがパリティ割れしたこともあって、ドルが買われ易かったのだろう。
それにしても、ドル円のあんな絶好の上昇相場で大損するなんて、なんてアホなトレードしたのかと悔やまれる。

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