今回は目線は合っていたのに、ヘタに賭けに出て大負けした。
まず、豪州政策金利が13:30からあり、ほとんどの予想情報では金利が上がるという予想だったので、豪ドル円(AUDJPY)でトレードした。最初の1波は勝ったが、次の波を狙って大負けした。
そして、ドル円(USDJPY)は絶好の上昇トレンドで大台の132円を超え、一時133円にタッチしたが、変に次の上昇波を狙って逆行して大負けした。
自分は何度同じ過ちを繰り返すのか…。
いつものようにGMOクリック証券FXトレードで、チャート分析はTrading View。
豪州政策金利を狙った豪ドル円(AUDJPY)トレード
以前も豪州(オーストラリア)政策金利を狙ったことがあり、そのときは勝ったのである程度味は占めていた。
豪州政策金利は前回が0.35%で予想が0.6%だった。
Twitterでの情報ではほぼ予想を上回るということだったので、目線はロングだった。
トレードは豪ドル円(AUDJPY)にした。
前回と同じく、マーケットの予想が上方だったので、13:30の発表前に徐々に豪ドル円が上げてきた。
ロングの逆指値位置は13:28頃に決めて確定した。
結果、政策金利が0.85%で大きく上回り、大当たり!
その後、押し目から少し上昇したので、政策金利予想を大幅に上回ったことも相まって、確実に次の上昇が来ると思い、枚数を多くしてロングした。
しかーし! それ以降は上がることなく、ほぼ全戻しして先ほどの利益が全て吹き飛び、さらに大損した。
豪州政策金利は最初の1発目だけを狙って、他は捨てるべきだという事を学んだ。
ドル円(USDJPY)トレード
ドル円(USDJPY)の1分足チャート。
昨日の米国市場引から上昇を続け、早朝、大台の132円を超えてきた。
日本市場開始前に更に上昇したので、それに乗ってロングして利益確保した。
しかし、その後の波を狙ったが深く下げたので損切りして、利益が極小となった。
そして、その後大幅に上昇したが、この付近は抵抗線が一切無く、どこまで上昇するか確信が持てなかったので、細かく利確していった。
そして、まさかの133円付近まで迫ってきたので、確実に抜けると思い、枚数を多くしてロングしたら、133円ピッタリで速攻逆行した。
まだまだ戻って上昇するかもしれないと握り過ぎて大損した。
後で波形を見直すと、5波動になっていたので、エリオット波動的に下がるのは当たり前だったのかも知れない。
5波動を確認したらそれ以上のロングは即損切りを徹底しなければいけなかったと反省。
大損して放心状態の後の1分足波形。
下図の様にトライアングル(三角持ち合い)らしき波形が見えたので、エリオット波動的におそらくこれは4波の可能性が高いと思った。
そのトライアングルを抜けた下図の所でロングして、133円を超えると思ったが、その後急降下して大損してしまった。
トライアングルだと思った波形を見直し、もう一度線引きし直すと、下図の様な上昇ダイアゴナルになっていた。
おそらく、エリオット波動で言うエンディングダイアゴナルだったのかも知れない。
エンディングダイアゴナルの後は急降下するらしいので、それにハマってしまったらしい。
今回の教訓は、トライアングルを抜けても、その上の高値抵抗線付近までエントリーは待つべし、ということだ。
米国長期金利チャートの場合
ドル円の上昇の訳を米国債10年物利回りチャート(US10Y)チャート、いわゆる金利チャートで見てみる。
今回は金利チャートも同時に見ていたのだが、下図の様に一旦下降して、戻ってきた頂点のところでドル円ロングしていた。
しかし、その後逆行したのだが、金利チャートはまだ動いていなかった。
今回のTrading Viewでは、ドル円が先に動いたということになるが、金利が先かドル円が先かよくわからない。
結局は、ドル円でトレードしているなら、別の金利チャートでトレードすると大体失敗するので、ドル円トレードはドル円チャートを見るべしということだろう。
まとめ
経済指標による一発トレードは、その数値がどんなに好材料でも、基本的に最初の1波のみを狙うべし。
次の波を狙うなら、高値を超えてからエントリーすべし。
そして、トライアングルを抜けたからと言って上昇トレンドになるとは限らない。
必ず高値抵抗線付近まで上昇するのを待つべし。
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