今回はNASDAQのUS100チャートが下降チャネルラインから上抜ける重要な局面だった。
そこで、NASDAQと相関がありそうなFXやビットコインで張っていたけど思ったように上昇せず、まけてしまった。
結局、上抜けたからと言って、下降修正波に過ぎないので急上昇というわけにはいかなかっただけかも知れない。
NASDAQ (US100) チャート
NASDAQ株価指数(US100)の30分足チャートを見てみると、下図の様に下降チャネルラインから上抜けた。
これは、2022/05/27 21:30頃だった。これはかなりチャンスかと思った。
US100チャートを4時間足で見てみると、2022年1月初めからの下降3波が終わったように見える。
エリオット波動は初心者で勉強中だが、下降修正波のジグザグが終わったのかも知れず、これから上昇に転じるか、下降4波になるのかはわからない。
けど、一時的には上昇すると思われた。
ただ、後で気付いたのだが、チャネルライン抵抗線を上抜けたと思った局面が、Trading Viewをログスケールに変更すると、下図の様にまだ上抜けていないように見えた。
破線は標準スケールで、青い実線がログスケール。
チャートは必ずログスケールでみるものだと思っていたが、標準スケールで上図のような抵抗曲線を描いているのを見ると、標準スケールとログスケールの両方で見ておいた方が良いのかも知れない。
ログスケールで監視していて、なかなか上抜けないなと思ってエントリーを控えていたら、既に上抜けていたという場面だった。
ユーロオージー(EURAUD)チャート
さて、今までNASDAQと逆相関だと思っていたユーロオージーで、下降すると思っていたが、思うように下がらず、エントリーしてしまって負けてしまった。
下図の様にチャネルライン内で下降5波が伸びずに終わって、その後NASDAQチャートは伸びているのに横這いで終わった。
オージードル(AUDUSD)チャート
次に、NASDAQと相関がありそうなオージードル(AUDUSD)チャートを見てみる。
これも僅かに上昇するに留まって、ほとんど横ばいで終わった。
これは特に抵抗線、レジサポラインには一切かかっていない。
オージー円(AUDJPY)チャート
次にNASDAQと相関がある、オージー円(AUDJPY)チャートを見てみる。
これは引けの6:00にかけて上昇しているが、小幅な伸びに留まった。
これもレジサポラインには一切かかっていない。
ユーロ円(EURJPY)チャート
次にユーロ円(EURJPY)チャートも見てみる。
これもオージー円同様の小幅な伸びに留まった。
単なる修正波内の動きだった。
このことから、NASDAQチャートと逆相関だと思っていたユーロオージーは思ったように下がらなかったのであった。
ドル円(USDJPY)チャート
では、ドル円(USDJPY)チャートを見てみる。
ウクライナ情勢前はNASDAQが上がるとドル円は下がる相場だったが、今は戦争相場なのでそうとは言えない。むしろ上がる場合もあって、あまり相関があるとは言えない気がする。
ただ、今回はドル円の下降レジサポラインを抜けた。
しかし、その後伸びていないので何とも言えない。
ビットコイン(BTCUSD)チャート
では、NASDAQチャートと絶対的な相関があると思っていたビットコイン(BTCUSD)チャートを見てみる。
これが何と、最初はわずかに上げたが、その後はむしろ下降局面となった。
これは意外だった。
ただ、Twitterでエリオット波動研究所のツイートとか、たわみこ2.0さんのツイートを見ると、エリオット波動では3波延長後のトライアングルの後の波動としては、更に下降すると思われる当たり前の挙動らしい。
エリオット波動は奥が深い。自分にはまだ理解できていない。
まとめ
NASDAQが下降局面からチャネルラインを上抜けても、所詮、下降の修正波に過ぎない場合は他のチャートもそれに従って伸びるとは限らないのではないかと思う。
米国FRBがまだ金融引き締め真っ只中ということもあり、NASDAQが上がる材料は無いので、他のチャートも伸びないだろうとは思う。
やはり、一つのチャートに集中してエリオット波動をひたすらカウントする方が良いのかも知れない。
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